■政府と沖縄県が共催して復帰40周年式典開催へ
民間が日本会議沖縄県本部を中心とした実行委員会が主催して5月12日に40周
年記念大会を開催するのに続いて、15日に政府と沖縄県が共催の形で記念式典を
開催することとなった。当初は政府はあまり動きがなかったが、地元民間及び全
国から本土と沖縄の絆の原点を再認識する世論が高まる中で、これらの動きが政
府を後押しした格好となった。考えてみれば当然のことであるが、政府が決断し
た意義は大きい。
問題は記念式典のプログラムである。単なる復帰40周年だけでは意味がない。
しかも宜野湾市内で開催するわけであるから、これまでの沖縄県が祖国へ復帰す
るまでの歴史だけでなく、これからの沖縄の防衛と発展を国全体が役割分担でき
るような方向を見出していく式典にしていくべきだ。政府の本気度がわかるとい
うものだ。
●沖縄復帰40周年式典を開催 5月15日、首相も出席へ
[産経ニュース 2012.3.9 11:08 から抜粋]
藤村修官房長官は9日午前の記者会見で、沖縄の本土復帰40周年となる5月
15日に、国と沖縄県の共催による記念式典を同県宜野湾市で開催することを明
らかにした。野田佳彦首相も出席する方向。