【報告】神道政治連盟大阪府本部設立40周年記念 時局講演会に1200名が結集! ~安倍元総理、稲田議員が講演~
去る2月6日(月)の午後、神道政治連盟大阪府本部の主催で設立40周年記念の時局講演会が大阪市中央公会堂で「今こそ!日本再生!」と題して安倍元総理の講演、続いて安倍氏と稲田朋美・衆議院議員との対談形式で開催された。本会も共催団体の一つとして、これまで参加の呼びかけなどに協力してきた。
当日は平日で、しかも小雨の天候の中にもかかわらず、参加者約1200名と会場満杯となる関心の高さであった。安倍元総理の講演ということもあり、府警の警備が厳重で、事前に金属探知機を2台入れることが通告され、その対応策や雨対策で会場内には傘を持参することができないために、傘預かりをどうするか、また玄関前に集まった参加者をどう誘導するかなど、準備が大変であった。その打ち合わせの成果が出て、スムーズに1000名規模の参加者を入場することができたのは、神社界の協力によるところが大きかった。
安倍元総理は、拉致問題、憲法改正についてドイツと比べた場合の我が国の改正条項の硬性さ、東日本大震災で国民を励まして来られた天皇皇后両陛下の御心は我が国の伝統の重さによるものであること、米国作家のドナルド・キーン氏が日本国籍を取得した背景には日本人の素晴らしさがあることなど話題は多岐に渡ったものの、しっかりとした歴史観と日本再生に向けた確かな国家戦略を持っておられることを随所に感じさせるものがあった。
続いて稲田議員との対談では稲田氏からの安倍氏への質問形式で展開されていったが、集団的自衛権、領土領海問題、TPP、女性宮家創設問題、政局と時局にあった話題となり、両氏ともに見識が実に深く、またわかりやすく解説をして頂き、まさに現下の我が国を救済するリーダーであることを実感した。
消費税増税、普天間問題など混迷した政治情勢の中で、日本再生を託することのできる政治家の話を直に聞くことができたことは参加者にとっても満足をすることができたのではなかったと思う。
講演後、両氏と参加した地方議員との意見交換会も僅かな時間であったが、設けることができてよかった。