2021.03.01
去る2月11日の建国記念の日、感染拡大防止をとりオンラインで式典と講演会を開催した。収録場所は神社庁会議室。初めての試みであったが、幸いにお手伝いに撮影のプロのメンバーがいたので、機材の準備、撮影背景の手配、国歌や紀元節の歌を入れたり、来賓の中山防衛副大臣の祝辞ビデオを入れたり、また講師の勝岡先生のフリップなどを作成してもらったりと通常の運営と違う形であったが、なんとか行事を開催できた。
衞藤運営委員長からは主催者の挨拶として、紀元節の意義、憲法改正、皇位継承問題についての私たちの活動を踏まえての課題に触れて頂いた。また来賓の中山副大臣のお話も我が国をとりまく安全保障環境を踏まえた世界的視野の内容であった。
講演では勝岡寛次氏(明星大学戦後教育史研究センター)から「皇位継承問題を考える-旧皇族について、私たちの知らないこと」と題して、安定的な皇位継承のためには旧宮家の男系男子孫のご存在がおられることをまず知ることが重要であると強調された。旧宮家とは占領中ら臣籍降下された11宮家のことであり、初代神武天皇の血統を受け継いでおられること、占領軍によって皇籍離脱を余儀なくされた特殊な事情がなければ旧宮家の人々は現行皇室典範の下でも立派に皇位継承権をもっておられたこと、今でも菊栄親睦会のお集まりで皇室と旧宮家は密接な関係を持たれていること、昨年の即位礼正殿の儀における宮中席次が総理大臣や国務大臣より高いこと、旧宮家の人々の具体的にお顔とお名前が系図を見ながら知ることができた。フリップをふんだんに使用しながらのお話はわかりやすかった。
なお、日本会議大阪のホームページとフェイスブックから動画を配信しているので、是非、視聴して下さい。本会としても1年ぶりの行事となったが、今後、オンライン形式の行事も大きな柱になることを確信した。
●アンケートより●
旧皇族の方々に皇位継承の役割を担っていただくこと」は、世間で言われているほどハードルが高いことではないのかもしれないと思えました。旧皇族の皆様が現在も「覚悟を持って」過ごしておられるということはもっと知られるべきですね。(女性・50代)
心の叫びのようなご講演ありがとうございました。日本国民に視聴してもらい国民一人一人として何をなすべきか、旧皇族の方々の覚悟を知ってもらいたいと思いました。(男性・50代)
占領下に国体を護持できるか否かの危機的状況の中で、皇籍離脱が断腸の思いでなされた経緯がよく分かりました。占領軍の弾圧にも負けず、昭和天皇様が国体を護らんとされた悲願-菊栄親睦会を作られ、親睦を深め続けられた想いに胸がいっぱいになりました。そのお心に応える国民でありたいと決意を新たに致しました。(女性・60代)
菊栄親睦会の存在は知っていましたが、勝岡先生の今日の講演で、その内実と、親睦会の方々が皇室の親族同様というよりも親族そのものということがよくわかりました。旧皇族の方々が現在の宮家同様ということ、そこに未婚の若い男子がたくさんいらっしゃるということを、広く国民に知ってもらうことがいかに重要かよくわかりました。(男性・50代)
緊急事態宣言解除、感染状況が沈静化を前提として、憲法記念日の5月3日を中心として4月下旬~5月連休中に各選挙区内で憲法改正研修会、連絡会議設立準備会、連絡会議設立総会を開催するよう、昨年9月から各選挙区の国会議員事務所へ働きかけをしております。
皆さんからも地元の憲法改正賛同される国会議員事務所へご連絡頂き、憲法行事の開催や連絡会議設立の働きかけを更に一押しお願い致します。開催要項がわかり次第、4月号で掲載致します。
・日 時 4月下旬~5月連休中のいずれか、午後(予定)・会 場 全選挙区内(予定)・講 師 外来講師、地元選出国会議員(予定)・主 催 大阪府内各選挙区憲法改正国民投票連絡会議(準備会)
◎選挙区事務所へお願いの方法
①総選挙では憲法改正が争点になることが見込まれます。選挙区支部、市町村などの地域支部と連携した「憲法改正研修会」を開催して頂くようお願いし、自らも参加します。
②青年・女性を対象とした研修会の開催を働きかけます。 *日本会議大阪女性の会がリポーターとなる「憲法おしゃべりカフェ」、全国の大学内で憲法アンケートを行った結果を発表している学生などを事務局でご案内もできます。 ③今年は選挙の年でもあり、現職議員だけでなく選挙区支部長も立候補を予定している選挙区もあり、心ある有権者の応援を求めています。この機会を逃さず憲法改正実現のために国会と地元で尽力頂くことを確認し、お願いすれば、多くの場合には熱心にお話を聞き入れて下さると思います。
本会では皇位継承の国民運動を開始するに当たって、男系による皇位継承の安定化をはかるため、悠仁親王殿下をお支えすることのできる旧宮家の男系男子孫の方々に皇族身分を取得して頂くことの重要性について啓発していくこととなりました。 政府与党の中にも「女性宮家」導入に賛成する向きもあり、世論調査でも女性天皇と女系天皇の違いを理解しないまま、安易に女性天皇、女性宮家に賛成する世論が多数なのが現状で、政府国会の動向に一定の影響を及ぼしかねません。 男系の血筋を引いた旧皇族の男子孫がおられる事実は、国民の間では広く認識されていないこともあり、この事実が広く国民に認識されれば、先の世論調査の結果も自ずと変化してくると思います。
◎事務局へご一報頂ければ、在庫分については無料で送付致します。(1部30円のものです)
2023年 9月 28日
2011年 9月 01日
2012年 6月 07日
2018年 7月 25日
2019年 11月 26日
2019年 9月 24日
皇紀2681年 建国記念の日をお祝いする府民の集い オンライン講演会
日本の息吹[大阪版]~一人がひとりを!~第249号(令和3年 4月号)
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