■歌と落語で、春のひと時を満喫した大阪市支部第3回セミナー
昨日3月8日(日)の午後、日本会議大阪大阪市支部主催の「歌と落語、春のひと時」と題して、第3回セミナーが住之江会館・ホールで開催され、約100名の参加者があった。今回は、これまでと趣向をかえて、落語家の桂福若師匠とシンガーソングライターの山口采希さんに日本人の豊かな詩情を笑いと歌で織りなす内容として、誰でもが楽しみながら、日本人が大切にしてきたものを見つめ直して頂こうとする企画であったが、出演者のファンの方々が大勢、かけつけて頂いた。
運営の方も支部役員が各自、役割を連携プレーして下さり、比較的スムーズに進めることができた。
福若師匠は、演目である「憲法改正落語(憲法前文)」では、落語での手ぶりなどを面白く紹介しつつ、自然に憲法問題について論じ、前文が国の顔と違っているために日本人の顔をしていない日本人が増えてきたことを話されたが、肩の凝らない話術には、思わず引き込まれる噺家の妙があった。後半では「くしゃみ講釈」の演目で、これぞ古典落語の香りと思われる程の高尚に笑いをとっていた。DVDで見るよりも本物は、迫力とともに言葉のつなぎ方の巧みさが随所にみられ、茶の間で楽しみながら憲法改正について話すきっかけのヒントがいくつもあって参考になった。
一方、采希さんの歌は、「あめのした」「大切にたからもの」「五つ星きらめく」「空と海のむこう」「愛国行進曲」「ありがとう、じえいたいさん」「愛国の花」「故郷」とトークを交え、神話、教育勅語、拉致事件解決の思いなど日本人の心を大切にしていく願いが透き通った歌声で表されていて、元気をもらった思いとなった。
その後、事務局から日本会議入会の案内、憲法改正賛同者拡大への協力の案内をさせて頂いた。
3時間の長丁場の行事となったが、退屈することなく、参加者全員が笑いと歌を共有することのできた内容だった。
その後、桂師匠と采希さんを囲んで懇親会を儀式殿で開催したが、窓からは梅の花も咲き誇っていて、春の気配をたっぷりと味わうことのできるひと時となった。