■靖國参拝訴訟第4回口頭弁論、こちら方が傍聴券獲得に100名を超える人々が結集!
昨日23日(月)昼過ぎ、靖國参拝訴訟の第4回口頭弁論の傍聴券獲得について、
原告、こちら方が200名を越える希望者が集まり、そのうち半数を超える100名が結
集した。原告側も前回の口頭弁論での傍聴希望者が低調だったこともあり、今回は
巻き返しほ図り、動員にも力を入れていたようだ。もともと法廷内には原告側は15
名の席が確保されていることもあり、こちら側が法廷内に入った人数は75名のうち
30名位のようだった。
神社庁での報告会では、靖國神社訴訟代理人の竹野下弁護士から以下のような報
告があった。
・原告側の弁護士2人より意見陳述があり、そのポイントは2つあった。
・一つは靖國神社の歴史として戦争称揚のための存在であったのかを滔々と主張し
ていた。ただ内容は、これまでの訴訟の中で合祀取り消し訴訟に出した主張の焼
き直しで、目新しいものがなかった。
・平和的生存権を正当な権利としてと主張、憲法第9条がいかに正しいのかの裁判
に持っていく意図が色濃く出ていた。
・今後の流れとしては、早く終審にもっていきたい裁判官側と裁判を少しでも長引
かせたい原告側との争いとなる。
・原告側はこれから学者グループを前面に押し立てようとして、次回の4/10の第5回
口頭弁論では原告側が何故、特定の学者が立証しなければならないのかの理由を
述べることとなっており、この辺がこの裁判の趨勢を握るカギとなりそうであ
る。
・今回、原告側はこれまで出たことのない弁護士を立ててきたが、顔ぶれは東京地
裁での原告側の弁護士であり、早く終審に導きたい裁判官に劣性の原告側にはっ
ぱをかける意図で参加したのではないか。それだけ原告側は危機感をもっている
証拠である。
・早ければ秋口、少なくとも年内には裁判官は終審にもっていく腹積もりのよう
だ。
以上、法廷では原告側の主張が暫く続くものの、結論は着いているので、こちら
としては我慢すれば勝利する展望は持てた口頭弁論となった。
なお、次回第5回口頭弁論は4/10(金)午前10時~、引き続き粘り強い傍聴券獲
得にご協力下さい。