誇りある国づくりへ 国を愛する新しい国民運動ネットワーク

■建国記念の日奉祝行事に350名が結集、渡邊毅氏が建国と道徳教育について講演

2015.02.12

 昨日2月11日(祝・水)の午後、本会が主催して大阪府神社庁会館5階におい
て、「奉祝 皇紀2675年 建国記念の日をお祝いする府民の集い」が開催され、地
元国会議員10名(うち本人出席5名)、前職1名、地方議員10名をはじめ約350名が
結集、会場一杯の中、建国記念の日を心から祝った。ここ数年では最大の参加者で
ある。
 中東の事件やわが国を巡る環境が益々厳しくなり、自からの国を自らで守ってい
く危機感のある中で、建国の原点を再認識することと日本人のアイデンティティー
とありようが問われていることを多くの人々が共有したいとの思いが強いことがわ
かる。

 奉祝式典では神殿を通して橿原神宮遥拝、国歌斉唱、千家議長と髙野 地方議連
会長からの主催者の挨拶、来賓紹介の後、長尾敬・衆議院議員、とかしきなおみ衆
議院議員からの挨拶、続いて全員で「紀元節」の歌を唱和、衞藤運営委員長先導に
よる聖寿万歳を唱和すると、お祝いの気と張りつめた決意の気が一気に場内に漲
り、素晴らしい式典となった。

 続いて記念講演では、皇學館大学准教授の渡邉毅先生が、「子供たちに伝えたい
日本の建国と道徳教育」と題してお話しされたが、パワーポイントと講演レジュメ
を活用しながら、淡々とした口調の中にも基本的な歴史事実も押えられ、わかりや
すい内容で参加者に大変好評であった。
先生は今日の青少年は、日本に誇りを持てず、元気がない現状について様々な調査
結果を紹介、日本が元気になるために、国は建国の理想に立ち戻ること、個人的に
は「立志」すべきであることを訴えられた。
 これまでわが国は飛鳥維新、大化の改新、白村江の戦いの敗北、明治維新という
国の危機の際に、建国の理想に立ち戻り、その危機を乗り越えてきた歴史があるこ
と、近代以降は建国の理念を学校で教えられ、その理想に則って人々は生きている
事が道徳につながっていること、そのキーワードとして、「民利」「孝徳」「養
正」「八紘為宇」、総じて「道義国家の建設」であるとされた。
また「立志」については、志を持つことによって人生が変わった人の紹介をされな
がら、眠っていた遺伝子の活動をオンにすることは脳科学の面でも証明されつつあ
り、道徳と結びついていることや道徳心を持つと人は幸福になるお話は興味深かった。

 続いて、DVD「美しい日本の子供達へ-1000万人の力で憲法改正の実現を」(櫻井
よしこ先生の「美しい日本の憲法をつくる国民の会」設立総会時の代表挨拶)上映
したが、繰り返しの上映であっても参加者が熱心に見入っていた。

 その後、事務局より今後の行事案内をし、憲法改正を実現する1000万人賛同者拡大
と終戦70年の節目に洋上慰霊祭に参加協力する旨をアピール、283名の賛同者があった。

 本会としては今年に入っての本格的な行事であったが、国民運動の盛り上がりを感
じさせる一体感のある行事となった。なお、当日は大阪日日新聞の取材があった。

 お手伝いの皆さん、お疲れ様でした。

●憲法改正、平和教育訴え 「建国記念の日」各地で集会
【大阪日日新聞 2015年2月12日】

 「建国記念の日」の11日、憲法に関する集会が大阪市内で相次いで開かれた。
 憲法改正の実現を目指す団体は、安倍晋三首相が今夏に出す戦後70年談話に期待
を表明。安倍政権による集団的自衛権の行使容認などを問題視するグループは、平
和教育を訴えた。
 中央区の大阪府神社庁会館で集会を開いた「日本会議大阪」の千家敬麿氏は「日
本の新しい立場としての安倍談話に期待している」とあいさつ。5月9日に「美し
い日本の憲法をつくる大阪府民の会」を設立する意向を説明した。

 西区の西区民センターで集会を開いた「日の丸・君が代強制反対・不起立処分を
撤回させる大阪ネットワーク」の黒田伊彦氏は「真実と平和への希望を語り合える
教育の実現へスクラムを」と力説。沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で新基地反
対派との連帯も強調した。

●憲法改正、平和教育訴え 「建国記念の日」各地で集会 【大阪日日新聞 2015年2月12日より抜粋】
 
  憲法改正の実現を目指す団体は、安倍晋三首相が今夏に出す戦後70年談話に期待を表明。安倍政権による集団的自衛権の行使容認などを問題視するグループは、平和教育を訴えた。
 中央区の大阪府神社庁会館で集会を開いた「日本会議大阪」の千家敬麿氏は「日本の新しい立場としての安倍談話に期待している」とあいさつ。5月9日に「美しい日本の憲法をつくる大阪府民の会」を設立する意向を説明した。
 西区の西区民センターで集会を開いた「日の丸・君が代強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク」の黒田伊彦氏は「真実と平和への希望を語り合える教育の実現へスクラムを」と力説。沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で新基地反対派との連帯も強調した。

関連記事

日本会議 本部
入会のご案内
憲法改正を実現する100万人ネットワーク
憲法を変えよう 美しい日本の憲法をつくる国民の会