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■第5回靖國神社参拝ツアーに25名が参加

2014.10.31

~引き続き冨士浅間神社参拝、陸上自衛隊富士学校を見学~

【靖國神社参拝】
 日本会議大阪では去る10月29日、30日と第5回靖國神社参拝ツアーを開催、総勢25名(初参加者11名、男性21名、女性4名)が参加した。参加者の中にはこれまで一度も靖國神社を参拝されたことがない方もおられた。連日、東京も伊豆地方も爽やかな秋晴れに恵まれ、絶好の参拝日和となった。

 29日。新幹線で品川に到着すると早速、貸切バスで靖國神社昇殿参拝。私にとってはご英霊への変わらない感謝と府議会で憲法改正を求める意見書の決議が挙がったことの奉告、今後の憲法改正運動の勝利の誓いをさせて頂いたが、この参拝は精神的にも節目となった。
 続いて遊就館の拝観。鈴木館長が丁寧に説明して下さり、よく理解できた。とくに鈴木氏からは大東亜の理想に殉じられていかれたご英霊の心を紹介されたことが印象的だった。

 その後、東京から西へ引き返すかっこうで中央高速から沼津市に移動、沼津市に入る前に、車窓から富士山のシルエットを何回も拝することができ、昼間と違った趣を味わえてよかった。

 夜は沼津漁港にある「さかなや千本一」で夕食、新鮮な魚料理を頂きながら参加者と和気藹々とお話ができた。翌日、午前中に参拝する冨士浅間神社の神職の石橋君が挨拶に駆けつけてくれた。同君は3年前まで大阪府神社庁の職員を務めていた。一人一人の自己紹介の時間をつくったが、各人、気持ちのある人ばかりであった。ご婦人の中には主人が陸自冨士学校に配属されていたので、なつかしく思って参加したというお話をされていた。

【東口本宮冨士浅間神社参拝】
2日目の30日。朝から爽やかな天候。早朝から富士山の登山口を目指し、移動。車窓からの冠雪を頂いた富士山の雄大な姿が身近に拝することができ、ただただ感嘆と驚きで一杯であった。その神々しさは人々の信仰心に深い影響を及ぼさざるを得ないのと、地元に住んでいる人々がどんなに恵まれているか、うらやましい気持ちとなった。

 東口本宮冨士浅間神社で正式参拝。木立の高さと空気が冷たさ、社殿の朱塗りが鮮やかであった。何より境内に漂う空気の清浄さを感じた。。前日、挨拶に来た石橋君が奉仕している神社である。近年、富士山とその周辺が世界遺産に認定されてから、にわかに参拝客が多くなったというが、もともと陸自富士学校が神社の敷地を借りていたり、隊員の参拝や戦車車両のお祓いなど自衛隊との関係が深い神社でもある。御鏡が富士山の恰好をしており、人々の信仰の深さを感じた。
 石橋君からは資料館で富士山信仰にまつわる人々の生活について興味深いお話を聞くことができた。

【陸上自衛隊富士学校見学】
 続いて神社の隣に位置している陸上自衛隊富士学校へ到着。富士学校は学生の研修、幹部候補生が各地域に配属される前に研修を受けるところで、約1500名から2000名近くを収容している大所帯で、火力演習で有名である。富士山のふもとに位置し、東京ドームが16個分も入る程の広い場所である。広報班の担当者方から資料館でブリーフィング、資料館見学、展示装備品見学、施設見学、体験喫食としっかりと時間が割り振りされていた。自衛隊創設から国防方針の変遷についての歴史がパネルを使用して、参加者の反応に気遣いながら、わかりやすくご案内して頂いた。野外での戦車装備品については、今は稼働していないものがほとんどあったが、実際に10式戦車は最新鋭の戦車と同じ実物が置かれていて、迫力があった。
 しかし世界の戦車になくて日本の戦車にある特徴は方向指示機であると指摘、有事の場合でも戦車部隊は道路交通法下に従っているという話は軍隊でないことを意味しており、笑えない話であった。また御嶽山噴火被害救出にも従事していたとのことであった。
 続いて体験喫食をしたが、隊員の方が身体と頭脳ほ使う仕事をしていることもあり、高いカロリーをとっていることが実感できた。

 結構、詰め込みの研修であったが、その後、「沼津ぐるめ街道の駅」に立ち寄り、しばし買物の時間があったのは息抜きになった。

 その後、4時頃、三島駅から新幹線で無事、帰阪したのである。今回は、靖國神社参拝を柱にシンプルな行程となったが、一貫してご英霊への感謝と国を守る仕事に従事している人々の息使いと富士山信仰の深さを身体一杯に受けた意義あるツアーとなり、参加者の方々にも喜んで頂いた。

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