■首相の靖國神社参拝訴訟 第3回公判、原告側の意見陳述なし
昨日10月21日(火)午前、「安倍首相靖國神社参拝訴訟(大阪)」第2回口頭弁論が大阪地裁で行われた。傍聴券獲得のために地裁前広場には約200名が集まり、うち靖國神社をお守りする立場の人々が約150名、原告側が50名位であり、圧倒的にこちら側のメンバーが多く、法廷内に入るメンバーもこちら側が多かった。
今回は靖國神社参拝を否定されることを法的利益が侵害されるものとして補助参加したり、また新たに台湾のメンバーが第2次提訴をするなど、何かと話題が多かった。また公判終了後、裁判所が当事者を交えての進行協議も行われた。
神社庁での報告会では約50名の神社界を中心とした傍聴券獲得協力者が参加し、靖國神社代理弁護人の竹野下弁護士から説明を受けた。
・裁判所が蛇足判決をさせないために、主文関係以外では余計にことを言わせないように努めてい
る。そのために補助参加の意見陳述をさせず、原告側の意見陳述の時間もとらなかった。
・原告側は、公判日程を引き延ばそうという考えでいるが、裁判所がなるべく早めに判断を示そう
としている。
・補助参加があったことによって、裁判所に「平和的生存権」なるものが成り立たない決断を早め
にさせたいる効果が出ている。
・それでも訴訟期間は短くなるといっても1年間位の期間がかかるので、今後の傍聴券獲得の協力
は必要である。
また補助参加の代理人の徳永弁護士の方からも、補助参加の意義やメンバーの思いを綴った意見陳述文が紹介され、改めて今回の訴訟の問題点が浮き彫りとなった。
第3回の口頭弁論は来年1月9日(金)午前10時からです。改めて傍聴券獲得協力のご案内を致します。