■中河内支部講演会に280名が参加 ~講師が地元出身の薮中三十二・元外務次官
本日9月7日(日)の午後、日本会議大阪中河内支部の第8回講演会が松原商工
会議所会議室で開催、講師が元外務事務次官の薮中三十二氏(現、立命館大学教
授)で、ここ地元出身ということあり、約280名の参加者で会場一杯となった。
薮中氏といえば拉致被害者救出に向け、アジア大洋州局長として活躍、また6ヵ
月協議では日本首席代表を務めるなど毅然とした日本外交をリードした担当者とし
て有名であるが、同氏がの松原市出身者であることは地元でもよく知られていて、
会員でない方がほとんどであった。
講演の始まる前に小生の方から憲法改正実現のための1000万名署名活動の協
力と憲法関係の書籍の紹介をさせて頂いた。これからは日本会議関係の行事だけで
なくあらゆる会合に我々の仲間で出かけていき、署名協力のお願いをしていかねば
ならないが、その皮切りとなった。
続いて薮中氏が「緊迫する国際情勢と日本外交」と題してご講演、外交官として
豊富な体験から、わが国から見た各国の動きと世界から見た各国の動きとは違って
いること、アセアン諸国などから最も信頼されている国であること、オバマ大統領
がイラクの「イスラム国」の出現に対して、現在、戦略を持ち合わせていないなど
の発言を引き、米国の権威を失墜させてきた経緯の紹介、わが国は安倍政権時代に
日本こそが平和をもたらしてきたことを強く訴えていくべきであるなど、日本が主
導権を持った外交をすることが重要であることを説かれた。
参加者は最後まで席を立つ者もなく、熱心に聞き入った。
地元に関係のある人で、著名に方ほお呼びしての講演の設定も参加を呼びかける
上で主催者の大きなモチベーションが上がることを実感した行事であった。