■日本会議・京都総会に参加、そして内閣改造の報を聞いて
昨日3日(水)の午後、日本会議・京都の総会がホテルグラディアであり、議会
対策の担当ということもあり参加した。約100名の参加者、地方議員の先生方も多く
参加されていたこともあり、懇親会時に挨拶させて頂く機会があった。
また聖寿万歳の先導役であったので、発声の前に憲法改正を求める意見書決議で
これから各議会を回ってお願いする趣旨のこともピーアールできたので、とりあえ
ず総会に参加する意味はあった。京都もこの日が憲法改正運動のスタートとなる。
講演は荒谷 卓氏(明治神宮至誠館館長)が「諸事神武創業の始めに原づき」と
題して、米国から見て米中関係以上の有効性と信頼性が確保できない場合も想定
し、その場合の米中の日本に対する敵対的意図を抑制する戦略環境を構築すること
が必要であると話され、大変興味深い内容であった。
そして大阪に戻ってくると、安倍改造内閣と自民新人事で決まったというニュー
スを聞いた。内閣について5人の女性が入ったことや安全保障と地方創生が大きな
柱になるという報道であったが、基本的に重要閣僚が留任したことの意味が大き
く、方向性については前と同じ印象をもった。
また党人事については首相と必ずしも考えた方が一致すると思われない谷垣氏が
幹事長、二階氏が総務会長に就任したことは気になるところであるが、外交につい
てはあくまでも内閣の専権事項であること、また稲田氏が政調会長に就任したこと
によって、間違った方向に舵を切ることはないのではないか。
野党代表が言っているように、はやく国会を開くべきだというのは正論で、政治
が秋の陣に向って動き出し、それに沿って、我々も本格的に憲法改正実現に向けて
動き出すのである。