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■戦没者追悼祈念講演会に300名が参加!

2014.08.16

~講師の宮嶋茂樹氏が迫真の写真を通して、真実とは何かを熱っぽく語る~
 昨日8月15日(金)、終戦記念日の午後、大阪護國神社境内の住之江会館におい
て英霊にこたえる会大阪府本部・日本会議大阪が主催して、「平成26年度戦没者追
悼祈念講演会~国を守る覚悟とは~」が開催された。

 講演会に先立って、11時50分から護國神社拝殿において英霊感謝祭が斎行され、
約250名の参列者があった。境内はぼんぼりが一杯に飾られ、天界に鎮まります英霊
の御霊が今、生きている人々との魂の交流のあかしとなっていることを実感できた。

 朝方は曇り空であったが、日中は例年通り太陽が照りつけ、どんどん気温が上が
り、蒸し暑い真夏日となり、自然と汗ばんだ。お祭り中も次々と家族連れや世代を
越えた人達が手を合わせると共に、拝殿前にも多くの人々がお祭りの一部始終の様
子を見守っていたが、昨年より参拝者が多かった。

 事前に地方議員の先生方にも護國神社参拝のご案内をしたこともおり、20名を越
える参拝があったこともよかった。

 続いて2時から講演会が開催されたが、4名の国会議員(本人1名)、首長2
名、地方議員11名はじめ300名を越える参加者があったが、もう場内は熱気ムンムン
であった。会場に入り切れず、途中から来られた方々のうちには帰られる方々もお
られ、申し訳なく思った。

 これだけの参加者に上ったのは、講師が宮嶋氏という高名な報道カメラマンをお
呼びしたこともあるが、昨年年末の首相の靖國神社参拝以来、中・韓国の参拝批判
や朝日の慰安婦問題の検証報道など、着実に正しい歴史を求める世論を背景とし
て、英霊への感謝の念が高まっているからに他ならないのではないかと思う。
 
 次第では国歌斉唱に続いて黙祷、衞藤恭・日本会議大阪運営委員長からの挨拶、
来賓紹介、中山泰秀・衆議院議員、髙野伸生・地方議員懇談会会長からの挨拶に続
いて「海ゆかば」を2回唱和して厳粛な雰囲気となった。

 続いて講演では、宮嶋茂樹氏(報道カメラマン)が「戦いの最前線から日本を語
る」と題して90分間、お話をされた。最初にご自身が世界の紛争地の現場に報道写
真を撮影するために居合わせていることは、日本にも必ず起きる可能性があり、放
置することはできないという責任があることを強調された。

 そして私達がメディアでは知ることのできない最近の数多くの写真をプロジェク
ターを通して紹介。その中で小笠原の父島にオスプレイが飛来してきたことについ
ては島民が誰一人反対することなく、受け入れに賛成していたにもかかわらず、マ
スコミではその事実を知らせていないこと、硫黄島での取材の際には壕の中で2泊
宿泊した体験から、当時の兵士が過酷な環境の中で戦闘してきたことを実感したこ
と、今日も炊事壕には干された米が残っていたり、星条旗を建てた穴があることな
どを紹介、戦争の痕跡が明確にあることを強調された。

 リムパック中、ハワイでの取材では中国が統一した命令に従わないことや中国の
取材陣が多いこと、米国にとっては真珠湾攻撃がだまし討ちということは今やあま
りこだわっていないが、日本軍を降伏させたことについては、一般の市民にも記憶
に留めるような慣習があることや、滋賀県にオスプレイが飛来して演習するに当
たっては、台風の強風をもろともしない程、静かに着陸したにもかかわらず、マス
コミが報道していないこと、またウクライナやコソボ紛争などについても、いつ日
本で起きるかもわからないなど、多岐に渡って紹介された。

 身体を張って撮影した迫真の写真の数々から、どうしたら国を守ることができる
のかという危機意識に裏打ちされたものであることを実感すると共に、どんな言葉
を弄するより迫力あるものと迫ってきて、参加者一同、写真に釘づけとなった。
 講師が宮嶋氏ということあり、若い人の参加が目立ったのはよかった。

 続いて尾﨑博・英霊にこたえる会本部理事から謝辞、事務局より憲法改正を実現
する1000名署名への呼びかけを行い、30名の方に紹介者にご就任頂いた。

 行事終了後も、宮嶋氏の新刊の写真集を買い求める方が多く、サイン会も行った。

 その後、護國神社の儀式殿「高砂の間」で宮嶋氏を囲んでの懇親会を時間を持
ち、当日の実行委員メンバーとともに和やかに「みたまなごめ」をひとときを過ご
すことが出来た。

 お手伝いのメンバーの皆さんには心より感謝申し上げます。

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