■河内長野では自民と維新の青年部が提携して憲法問題を取り上げる
~南河内支部がそのつなぎ役として関わる~
昨日7月12日(土)午後、河内長野市ラブリーホールで日本会議大阪 南河内支
部の第11回総会が開催された。
その前に自民党河内長野市支部青壮年部と維新の会府議会議員 西野修平後援会
青年部「青修会」が一緒になって開催した講演会「なぜ、憲法改正なのか?~党派
を乗り越え、今、地域で考えるべきこと~」へ参加合流した。この行事には南河内
支部の役員メンバーが企画段階から関わるととも協賛もしている。
この行事は自民党と維新の会を支える若手グループが、党派を乗り越えて憲法問
題で相連携して、共に同じテーブルについて準備している画期的な動きである。そ
もそも河内長野市のこの二つの団体はもともとは一つであり、特化された問題だけ
で分かれること自体、無理という認識があったという。これが府内の現実の実態で
はないかと思う。地元選出の竹本直一・衆議院議員と西野修平・府議会議員の深い
理解による賜物である。
そして、府内の有権者の多くは大阪府の抱えている問題が大阪都構想だけでな
く、他に課題があり、特に憲法のあり方についてはわが国の根幹を為すものであ
り、誰でも考えるべきであると考えていることを証左している。開催された小ホー
ルは、300名の参加者で埋まった。今後、憲法改正論議が進行すれば、党派を乗り込
えた有権者が一同に会する場が多くなると予想されるが、その先駆けとなるもの
で、大変盛り上がった。マスコミも数社、取材出来ており、この動きがかなり注目
度が高いことがわかった。
内容は、「青修会」代表の玉田光氏からの開会挨拶、西野・府議、竹本・衆議院
議員の挨拶に続き、講師の百地章先生(日本大学教授)が「なぜ、憲法改正なの
か?」と題して、集団的自衛権行使容認問題の現状、憲法と国家、前文、天皇、防
衛・安全保障、基本的人権、緊急事態条項、憲法改正条項について、わかりやすく
お話をされ、2年後には憲法改正実現に向けて国民投票が実施できるよう国民運動
の方向性も明確にされ、参加者一同、熱心に聞き入った。
その後、「誰にでもわかる憲法のお話-家族編」上映、質疑応答についても専門
領域の視点から積極的なやりとりがあり、最後に自民党河内長野支部青壮年部の北
野統大氏からの閉会の挨拶があった。
注目されるのは、これからも二つの団体が一緒になって、定期的に憲法問題を取
り上げて学習会を開催することとなっており、この動きが自民党の各支部に広がっ
ていくことを期待している。
その後、講演会に参加した参加者のうち、3名の地方議員はじめ約30名が南河内
支部総会に参加した形となった。南坊城充興・支部長からの挨拶に続き、府本部か
らの活動報告、来賓紹介に続き、昨年度の事業、決算報告、今年度の事業計画、予
算が承認されていった。
続いて懇親会では、先程の講演会行事を運営された自民党、維新の若いメンバー
約20名がも合流し、今後、相提携しながら憲法改正に向けて行動していくことが確
認されていった。
憲法問題で自民と維新の青年層グループが手を結ぶに当たって、南河内支部がそ
の接点になっているという意義ある一連の行事となったが、この動きこそ、いろい
ろなところで紹介していきたい。