日本の息吹 [大阪版] ~ 一人がひとりを! ~ 第176号 平成26年7月号
■英霊顕彰の新聞広告(読売新聞大阪本社 府内版)掲載料ご協力のお願い
本会では平成23年以来、8月15日の終戦記念日に向けて、近畿の各府県護國神社に参拝して「感謝の誠」を捧げて頂くよう読売新聞近畿地区版で「英霊に、こたえたい」「国の為に捧げた人々。いつまでも。『ありかとう』と、つたえたい」というテーマで新聞広告を掲載して来ました。その結果、多くの人々が8月に英霊に感謝の気持ちを持って頂くこととなりました。今年は経費の都合上、大阪府内版(91万部)、スペースが4段2分の1(新聞企画4段の半分)に掲載することと致しました。昨年より若干、スペースが狭くなりますが、「継続は力なり」の精神で続けていきたいと思います。何卒、ご了解賜り、ご協力をお願い致します。
・広告掲載料 総 額 57万円
※昨年は23名の会員の皆様からご協賛がありました。ありがとうございます。
・新聞社名 読売新聞 大阪本社府内版(朝刊・モノクロ)
・発行部数 約91万部
・広告掲載日 7月31日(木)~8月9日(土)のいずれかの日付
・掲載料の納付について
◎同封の郵便振替用紙をご利用下さい。口座番号 大阪 00920-2- 117530
1口 5,000円(1口以上、何口でも結構です)
※なお、20口以上10万円以上の方に限り、ご芳名を掲載致します。
※恐縮ですが、ご協賛頂いた方には、当日掲載のコピーを送付させて頂き、御礼と替え
させて頂きます。
・納付締切り 7月31日(木)
・お問合せ 事務局(担当 丸山) TEL 06-6245-5741 FAX 06-6243-1682
■大阪市会、「憲法改正の早期実現を求める意見書」が自民、維新の賛成で決議!
今の段階では公明、民主ともに憲法改正には賛同していないことがわかるが、一方で自民と維新が手を握り、議会内で過半数を超えた場合には影響力は大きなものとなり、丁度、国会での憲法改正案を発議できることも想起した。
また意見書内については、環境権などの新しい権利、地方分権・地方自治の進展についても触れており、本来は公明も民主も同じテーブルに乗ることができる過不足のない内容となっている。
大阪市会の決議が府内での憲法改正の世論の高まりのスタートになるよう、議員の先生方には是非、大阪市会に続いてほしいと願っている。
■『古事記』の世界に魅了された「なみはや勉強会」
去る5月18日、大阪府社会福祉会館に於いて、日本会議大阪女性の会主催のなみはや勉強会 「『古事記』に学ぶ~神話で語り継ぐ理想像~」が開催されました。第1回の今日は「国生みから天照大御神」について、坂田和子さん(当会理事、寝屋川市民大学講座講師、FМ橋本コメンテーター)を講師に迎えし、お話し頂きました。当日は、運営スタッフを入れ約60名の方々にお集まり頂きました。坂田さんは『古事記』縁の地を実際に訪れ、その地に行かないと味わえない貴重なお話を分かりやすくお話し頂きました。坂田さんの口から出てくる『古事記』の世界に一同魅了されました。又、坂田さんの声のトーンやリズムも心地よく、聞いていて心洗われる思いになりました。
1時間のお話の後、「いざなぎ」、「いざなみ」、「あまてらす」、「ににぎ」、「このはなさくやひめ」、「うみさちひこ」、「やまさちひこ」、「じんむ」など神話の主人公をもとにした8つの班に分かれ、小人数で座談会を開きました。お茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で、初対面の参加者一人一人が講座の中で受けた印象や若い人に伝えていく方法などを語り合い、どの班もお話が盛り上がりました。
今後、3回の勉強会を予定しておりますが、続きのお話が楽しみです。次回以降の要項は別紙案内チラシの通りです。
■北摂支部総会・講演会に須田善明・宮城県女川町長を招く
去る5月24日(土)午後、茨木市市民総合センター会議室において、日本会議大阪北摂支部の平成26年度総会・講演会が開催され、地元地方議員4名をはじめ約40名が参加した。総会では衞藤支部長より憲法改正の機運が高まっている今日、支部でも色々な企画をする中で一層高めていくこと、また安倍首相の靖國参拝の違憲訴訟が起こっていることから傍聴券獲得への協力のお願いや来年の終戦70年についても備えをしていきたいとの呼びかけがあった。続いて大澤・摂津市議会議員からは国民の生命・財産を守る視点から憲法改正実現を求める意見書決議に努めていきたいとの挨拶があった。
続いて議事では昨年度の活動報告、会計決算報告、26年度活動計画案、会計予算案がスムーズに承認された。
続いて講演会では、宮城県女川町長の須田善明氏をお招きし、「東日本大震災からの復旧復興の道程、現在と今後」と題してお話を伺った。町長は42歳の若さながら県議の3期目の途中で大震災に遭い、同年11月に女川町長に当選し、町の復興事業を強力なリーダーシップで牽引して来られた方である。
パワーポイントを駆使し、提示されるデータが一目でわかるように作成されており、震災地の現状を知ってほしいとの切実さが伝わってきた。
震災後、女川町が「消滅可能性都市」になるか可能性が高くなったが、ゼロから復興を開始、千年に一度の被災ではなく、これをチャンスと受け取り、千年に一度の町づくりをしていこうと決意したこと、高い堤防をつくって子供達に海を見せないのではなく、海と親しむ視点に立
ち、役場や公共機関、施設を一つのラインに集めるゾーニングに着手していることを多くの資料で説明された。
首長として町を新たに作り直すリーダーシップと気概、町を新たに作り出す豊かビジョンを走りながら町民と考えてきたこと、決してあきらめない姿勢には実際に地元に住んで取り組んでいるからこそ、心に響く点が多かった。
最後に「復興作業が終わって、初めて本当の復興が始まる」「是非、大阪からも魚を食べに来てもらうことが、何よりも地元のためになる」との言葉に、復興事業の課題の大きさと、常に前向きな町長の人間性を感じた。
■日本会議大阪総会に300名が結集、憲法改正運動に本格的に突入宣言
~百地 章氏(日本大学教授)が記念講演~
去る6月7日(土)午後、大阪府神社庁会館で日本会議大阪平成26年度総会が「全国に憲法改正運動の輪を広げよう!」と題して開催され、地元選出国会議員5名(本人1名、首長(泉佐野市長)1名、地方議員懇談会を中心とした議員19名をはじめ、各支部役員、会員、一般参加者約300名が参加し、盛大に開催された。ほとんど団体動員のない中で、これだけの参加者があること自体、多くの人々の危機感と日本会議に対する期待が大きいことを実感した。
総会では国旗儀礼、国歌斉唱、日本会議綱領の唱和に続き、衞藤恭・運営委員長から主催者からの挨拶、来賓を代表して馬場伸幸・衆議院議員から国民投票法改正案についての憲法審査会での議論の経緯の説明があり、参議院でも改正案の成立が確実になり、いよいよ憲法改正の発議ができる環境が整備されるとのことであった。
続いて総会に移り、衞藤運営委員長の議事の進行により、平成25年度事業報告について、全体を芦立幸正・事務局長、議会での活動について髙野伸生・地方議員懇談会会長が説明、とくに5月下旬に大阪市会で憲法改正実現を求める意見書案が自民と維新との協力によって成立したことが報告され、府内議会でこの動きを広めていこうと提案、大阪市支部が設立されたことを平尾哲朗・大阪市支部副支部長から報告、続いて決算報告を事務局の会計担当から発表、北岡保二・監事から監査報告があり、満場の拍手で承認された。
さらに平成26年度の事業計画、それに伴う予算案を引き続き事務局より提案、これらも満場の拍手で承認された。
そして、聖寿万歳を一宮良範・念法眞教教団総務部長の先導で行い、滞りなく総会は終了した。
続いて記念講演の時間に移り、講師の百地章先生(日本大学法学部教授)が「2年後の改憲実現を目指して」と題して講演された。
先生は最初に国会で議論になっている集団的自衛権の行使容認問題について、これまでの政府見解であった「自国が直接攻撃されていないにもかかわらず」の部分の定義が曖昧であることを指摘し、現行憲法下であっても個別的自衛権だけでなく、必要最低限の集団的自衛権は認められていると指摘、さらにこの議論から抜本的に何故、憲法改正が必要なのかを国会でも大いに啓発していく絶好の機会とされた。
また国会の発議は時間の問題とされ、問題は根国民投票であり、2年後の衆参同日選挙で憲法改正実現に向けては自民党の船田元・憲法改正推進本部長も発言されていることから、この2年のうちに地方議会決議運動、国会議員署名運動、国民への啓発運動としてDVDによる上映など、ありとあらゆる手を尽して憲法改正運動を高めていこうと結ばれた。
講演内容は初めて聞いた者でもわかりやすく、何故、憲法改正をする必要があるのかから、改正するためにはどうしたらよいのか、その道筋までの概観を、多くの人々に語っていくのに当たって、好材料となるものであった。
講演後、早速、DVD「誰にでもわかる憲法改正の話」シリーズの家族保護の規定についての上映をしたが、これも非常にわかりやすいものであった。
《府本部関係行事のご案内》
■日本会議大阪女性の会 第13回教育講演会
・日 時 6月28日(土)午後2時~4時(1時半 開場)
・会 場 大阪府神社庁会館5階(先着300名)※男性のご参加もお待ち申し上げております。
・講 師 青山 千春 氏(水産学博士・独立総合研究所自然科学部長)
「夢をあきらめなかった~メタンハイドレートで祖国に希望を」
・参加費 1,000円
・申込方法 お名前、連絡先、参加人数を記入して 06-6243-1682へご送信下さい。
■日本会議大阪中河内支部 平成26年度総会
・日 時 6月29日(日)開会 午後2時~、記念講演 3時~4時半頃
・会 場 柏原市民文化会館リビエールホール 近鉄大阪線「安堂駅」徒歩5分
柏原市安堂町1-60 TEL 072-972-6681
・講 師 安本 寿久 氏(産経新聞 編集委員)
「美しく強い日本を取り戻すために~安倍政権の使命」
・問合せ 中河内支部事務局 枚岡神社内 TEL 072-981-4177
■日本会議大阪南河内支部 平成26年度総会
自民党河内長野支部の青・壮年部と大阪府議会の西野修平・議員後援会青年部合同の学習会の後、支部の総会を開催致します。
・日 時 7月12日(土)午後2時~3時半 自民党・維新の青年部主催の憲法学習会
講師 百地 章 氏(日本大学教授)
4時~4時半 総会 あとで懇親会あり
・会 場 河内長野市ラブリーホール・小ホール
近鉄南大阪線「河内長野」駅下車、徒歩7分
・問合せ 南河内支部事務局 道明寺天満宮内 TEL 0729-53-2525