■全近畿学生ゼミで学生に憲法問題を語る
昨日19日の夜、全近畿学生文化会議が主催する第33回全近畿学生ゼミナールが京
都・宇多野ユースホステルが開催され、小生もこのゼミのOBということもあり、
講義をしに出かけた。
ゼミのテーマが「我ら示さん日本人の模範とならんことを~世界に誇れる日本人
として」で、大学生から世界に誇れる日本人となっていくという決意が発露された
表現であると思う。
小生は大学1年の時に第2回ゼミが開催されたから、33回目とは実に歴史の重み
を感じるとともに、よくここまで続けて来れたなあと感慨深いものがある。
近畿一円の学生が6名であり、規模としてしては小さいかも知れないが、ここか
ら大学の学風を正し、社会に発言していく気概ある学生が生まれていくものと確信
している。
夕食も自分達で炊事しており、なるべく経費を抑えようと努力もしており、華美
に走ることなく、学びを通じて人生を見つめていく姿勢は、当時の我々とあまり変
わりがないと思った。
「国家安全保障の危機~何故、今、憲法改正なのか」と題して、自分の学生時代
歩み、ゼミの歩みを紹介しながら、東アジアとわが国が置かれている情況、そして
軍隊と自衛隊、現行憲法の中で自衛隊がいすかに制約されているのかをなるべく具
体的に話をさせてもらった。
その後の学生からの質問もこちらの意図を汲んだ適切な内容で、憲法問題を深め
ることができた。
このゼミを一つの踏み台として、さらに学生として発言、行動していってもらい
たいとものと思いつつ、8時過ぎには会場を後にした。