■「県民の会」の頑張りが自民党沖縄県連を動かす
自民党沖縄県連も普天間基地の辺野古への移設を容認し、党本部の行程通り、
物事が進むようになった。7万3千名という署名の数が、沖縄の世論を 変え、
今や国会議員と県議の態度を変えている。とくに自民沖縄県連は参院選挙を県外
移設を主張、党本部の方針と異なった姿勢を示してきたが、それ ほど支援者の
反応に本音が言えなかったのだ。
署名活動を展開してきた「県民の会」の頑張りが、ついに県連を動かしたと
言ってよい。
ようやくにして「決める政治」を沖縄でも実現できるのではないか。
名護市でも12月に基地受け入れの総決起大会を開催する予定となっている。
●自民沖縄県連、辺野古移設を容認 菅官房長官「歓迎したい」
[産経ニュース 2013.11.27 23:24より抜粋]
自民党沖縄県連は27日、那覇市内で県議による総会を開き、米軍普天間飛行
場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設を容認する方針を決定し た。「県
外移設」からの方針転換となる。照屋守之県連幹事長は総会後の記者会見で「県
外を求めれば求めるほど、普天間の固定化に向かう危機感が あった」と述べた。
今後は、移設に必要な辺野古沿岸部の埋め立て申請に対する仲井真(なかい
ま)弘多(ひろかず)知事の可否判断が焦点となる。
県連幹部は29日に都内で自民党の石破茂幹事長や菅義偉官房長官と会談する
と明らかにした。菅氏は27日の記者会見で、県連の県内移設容認方針 につい
て「歓迎したい。(辺野古移設への)政治的な環境は整った」と述べた。