■汗をかきながら一生懸命に草取りをした親子・護國神社清掃奉仕
本日8月4日(日)8時より親子・護國神社清掃奉仕が大阪護國神社境内で行 われ、子供さん(小学生3年)2人を含む47名が参加した。皆さん、既に汚れて いい作業しやすい恰好で、帽子も身につけていて、やる気満々の雰囲気であっ た。早朝はまだ曇り空で風もあり、比較的しのぎ易く、その後、暑さが増して いったが、なんとか2時間の作業を続けることができてよかった。
最初に拝殿でご祭神である英霊の御霊に黙祷を捧げ、国歌を斉唱、続いて大人 と子供代表の玉串奉奠に合わせて拝礼をした。その後、柳澤宮司から護國神社の 由緒を説明して頂き、本日の清掃奉仕が15日の英霊感謝祭に向けて、英霊の御霊 を感謝して心を込めてお迎えするためであることを改めて受けとめることができた。
続いて、参加者でラジオ体操をし、朝のきれいな空気を吸いながら身体を動か した。その後、柳澤権宮司から、清掃場所の説明を受け、拝殿を背にして記念撮 影後、各場所で作業に入った。いつもながら護國神社からは、竹箒、三角鎌、半月鎌やバケツを用意して頂くとともに、植木屋さんも連絡を取って頂き、刈った 草を回収するためにトラックも用意して頂く等、細やかな配慮をして頂いた。
前日にも関係団体が草取りをしているとのことだったが、今日、割り当てられ て清掃場所は、本殿裏側の駐車場と儀式殿の北側の庭であった。駐車場の方は、 高い木々に遮られた木陰で、蟬の死骸や落ち葉を掃くことが主であった。北側の 庭の方は、普段はなかなか人が入らない所でもあり、草が一面にうっそうとして いたが、1時半位であっという間に、草を刈り終え、本当に気持ちいい位、きれいになった。
虫よけスプレーも用意はしていたが、普段、人がはいらない木陰や雑草の中で の草刈り作業ということもあり、やぶ蚊に刺されて膝下が赤くなっている人もい たが無心で奉仕して頂いた。
途中で水分補給の休憩時間をとりながら、作業は11時過ぎには終了、15個分の ゴミ袋一杯となる位の草を刈り終えた。英霊を偲び、少しでも喜んで頂くことが できたのではないかと思うと充実したひとときとなった。
その後、儀式殿で、おにぎりを美味しくほおばった。子供さんを含めた参加者 の表情も明るかった。昼前には無事、解散した。
感想を手記用紙に書いてもらったが、子供と一緒に清掃ができたことを喜んで いる親御さんや、亡き父親が戦友会で毎年、参列されていて、自分もこの清掃奉 仕を通じて護國神社に来させて頂いていることに感謝しているという方や、もっと若い人にも参加してもらうよう呼びかけたいという方もおられ、この行事が大 事であることを改めて実感した。