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■自民、維新、みんなの提携を阻害するものは何か

2013.06.02

 ここのところ、6月8日の日本会議大阪設立15周年記念講演会の準備や、そ
の後に控えている奉迎活動の準備に追われ、ゆっくりと時間がとれないことが残
念である。

 その間にも情況は刻々と変化している。
 橋下市長の慰安婦発言の顛末は外国特派員協会での説明まで発展したが、市長
の言い分のおおよそは正しいのではないか。ただし、在日米軍司令官への物言い
は日本の政治家としてのたしなみが欠如していたことは否めない。そのことが原
因で維新全体への女性支持票が離反し、党勢は後退したとマスコミは報じた。

 続いて大阪市会では市長の一連の慰安婦発言が市政を停滞させたとして問責決
議が上程され、すんでのところで参議院選挙と出直し市長選が実現するところで
あった。

 政治の世界とは一寸先は闇であることを実感した。

 小生にはこれらの動きの背景に自民と維新、更にはみんなの党の間で連携が簡
単にはいかないこと、そしてそのまま放っておけばさらに亀裂が大きくなるので
はないかと危惧している。

 今、一体、何が大事であるのか、この国の安全であり、国民の生命を守ること
であり、日本の誇りを取り戻すであるはずだ。しかし憲法改正という同じ方向を
向いていながらも、相互に協力できていないのは、いつでも亀裂させようとする
働きかけがどこかにあるのではないかと思ってしまうのだ。それは何なのか、お
そらく参院選後に明らかとなるように思える。

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