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■「建国記念の日をお祝いする府民の集い」に250名が参加 ~評論家の谷田川 惣氏が記念講演~

2013.02.12

CIMG3715 昨日2月11日、「建国記念の日をお祝いする府民の集い」が大阪府神社庁会館5階で開催され、4名の国会議員(本人2名)、15名の地方議員をはじめ約250名の日本会議会員、府民が参加した。

今回は関係団体の行事に重なったりしたものの、案内状送付だけで多くのご参加があったり、午前中に橿原神宮に参拝されてから折り返し戻ってから参加されたり、議員の出席が年々多くなっているなど、この日を大阪の地でお祝いしたいという雰囲気は、13回を数える行事開催で確実に醸成されていることを実感した。加えて、今年が式年遷宮と出雲大社のご遷宮と重なっていることの歴史的意義も人々の意識に少なからず念頭にあるのではないかと思う。

奉祝式典では神殿を通しての橿原神宮遥拝、国歌斉唱、千家議長による主催者挨拶、髙野・地方議員懇談会会長、村上・衆議院議員(維新)による来賓挨拶、そして参加者全員で「紀元節の歌」を唱和、衞藤運営委員長による聖寿万歳と、コンパクトであるが厳粛な熱気に包まれ、アンケートで、国歌や「紀元節の歌」を全員で唱和したことが感動したとの記されている方も多かった。また、新たな顔ぶれの国会議員の方からもお話を聞けたことはよかった。

 

講演される谷田川先生

講演される谷田川先生

 休憩の後、遅れて来られた左藤・防衛大臣政務官からの挨拶に引き続いて、記念講演では、評論家・「皇室の伝統を守る国民の会」委員の谷田川惣先生が「万世一系の皇統と日本」と題して、お話があった。わが国の歴史は最初から神話と皇室が存在したこと、わが国の歴史は皇室の歴史そのものであること、男系継承のように長く続くことは正当性がなければならないこと、これまでの女系天皇継承や女性宮家創設など、政府の方針は戦前と戦後を分け、戦後は新しい国となったという認識から出ていることを指摘された。その上で安倍政権が皇室典範や憲法改正をする上で、わが国の歴史は戦前と戦後が厳然と続いていることを談話という形で出すべきであり、皇室の伝統は法律を超越したところにあることを国民が認識する重要性を強調された。
また、政府が行った女性宮家創出問題についても政府が出した論点整理Ⅱ案というのは旧皇族復帰に向け、皇族の身分を離れたお立場であっても民間の活動は許されるとすれば、皇室典範を改正しなくとも実現できるとした。
総じて、わが国の伝統を守るとはどういうことなのかについて、深い視点から展開され、非常に説得力があり、静かな口調の中にも国を守る、不動の熱情を感じた。

 その後、事務局から国民運動を案内させて頂いた。

今回の「府民の集い」は、一人一人が歴史を背負っており、その歴史の伝統と異なったことをなした時に、後世に続いていく子孫は伝統から切り離されてしまうという危機感を持たせて頂いた感慨を強く持った。

その後、谷田川先生を囲んで、実行委員のメンバーで懇親会を行い、今年の意気込みも語り合うことができたひとときを過ごした。

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