昨日7月26日(木)、日本会議全国縦断キャラバン隊(隊員6名)の来阪に伴
い、大阪府神社庁会館5階で「皇室の伝統と尖閣・沖縄を守る府民集会」が開催
された。
キャラバン隊には朝から会場設営を手伝ってもらい、実行委員が集合した段階
で打ち合わせに入ってもらった後、大阪府庁で大阪維新の会府議団の大橋政調会
長、上島議員に「尖閣諸島の実効支配を推進する意見書」を9月定例会で決議し
て頂くことを要望、続いて自民党府議団を訪問、奴井幹事長、出来政調会長、吉
田議員に同じく意見書決議の要望行った。これまでも単発的に両会派には決議を
要望してきたが、直接、出向いて文書を直接手交するのは初めてであったので、
こちらもこれをスタートにして引き続き働きかけを行っていくことを了承しても
らった。
とくに維新の会では公明党に賛同してもらう具体的に方法についても議論とな
り、自民党では府議団トップに直接お願いできたことは大きな意味があったと思う。
午後からは集会となったが、平日にかかわらず国会議員2名(代理)、地方議
員4名をはじめとして会員、一般府民約110名が集まった。今回は団体動員の
他には、日本の息吹7月号に案内チラシを封入したり、読売夕刊のパブリック広
告掲載だけであったが、これだけの参加者があったことは、国民運動の課題に対
する関心の高さを物語っていた。
集会では衞藤運営委員長、吉田府議会議員の挨拶の後、中山・中日本隊長よ
り、DVDでこれまでの尖閣を守る運動の経過や中国の周辺諸国への侵略の実態
や、皇室の伝統を守る国民の会のダイジェスト版を上映しながら、視覚に訴えた
提案は説得力があり、改めて2つの課題が緊急性の高いものであることを実感した。
領土領海については実行支配を推進する意見書の議会決議の推進と同時並行の
形で、東京都による尖閣諸島購入実現に向けて、100万人募金運動を展開し、
尖閣・沖縄を守る世論を巻き起こしていくこと、また皇室の伝統を守る国民運動
については、今後政府が予定しているパブリックコメントに積極的に応募するこ
とと、各県で「皇室の伝統を守る県民の会」をつくっていくことが提起されて
いった。
その後、大阪の国民運動の予定を提案し、本部の方針に沿って具体的に行動し
ていくことが確認されていった。
質疑応答でも積極的に発言が出て、参加者一人一人が自分の問題として真剣に
捉えていることを感じた。
集会後、夕方、なんば高島屋前でキャラバン隊メンバーの他、お手伝い10名
で、尖閣100万人募金運動への協力を訴え、関心のある方には郵便振込用紙を
配布していった。約500枚の案内チラシと多くの振込用紙を配布したが、大阪
ではこの種の案内チラシを用いた街頭情宣活動は初めてとなった。関心のある方
も多く、自分からチラシを受け取った方は振込用紙は必ずといっていい程、受取
られるとともに、結構、語り込みをしている場面もあり、持続的に街頭に立って
アピールしていく必要性があると思った。日中の照り返しがあって、少し動くだ
けでも汗が噴き出てくる蒸し暑さの中で、全員一丸となって、マイクを持ち、チ
ラシを配布することができた。
その後、近くの居酒屋でキャラバン隊の激励会を開催して、1日の疲れを癒し
つつ、明日からの運行への励ましのエールを送ることができた。
無駄のないキャラバン活動になったことは言うまでもないが、夏から秋にかけ
ての運動の一形態を凝縮することのできた機会となったと確信した。