本日は67回目の沖縄慰霊の日。糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者
追悼式」が開催され、野田首相、衆参両院議長、川端沖縄担当相が参列して、御
霊に慰霊したことは評価したい。
国民的に沖縄戦終結の日に、もう一度、しばし御霊に頭を垂れ、追悼と感謝の
誠を捧げることは当然の責務である。
こんな時にも小沢グループは新党結成を目指して態度のはっきり態度を示して
いない議員に対して更に離党をすすめているというのだから、何をかいわんやで
ある。この人たちの行動原理がどこから出ているのかは今日の行動で誰でもわか
ることであろう。
同時にその足で野田首相は第11管区海保本部に激励に行ったとのことである
が、これまでの首相はそれすらしていなかったわけであるから、これも評価でき
るのではないか。ただし、「海の守り神として大いに活躍を祈念する」と挨拶し
たのであれば、その環境を整備することは首相の任務であることを忘れてもらっ
ては困るというものだ。
●首相が第11管区海保本部視察 「諸君は国境を守る精鋭たちだ」と職員激励
[産経ニュース 2012.6.23 17:20 抜粋]
野田佳彦首相は23日、沖縄本島周辺海域の警備にあたる第11管区海上保安
本部(那覇市)を視察し、職員らを前に「諸君は沖縄の本土復帰以来40年にわ
たり、周辺諸国の利益が交錯する国境の最前線を担当する精鋭たちだ。諸君の
日々の活躍はわが国の誇りだ」と語り、激励した。
首相は職員から周辺海域の地形や警備状況などについて説明を受け、「尖閣諸
島周辺海域をはじめとする領海の警戒警備がいかに過酷な業務か、認識を新たに
した。海の守り神として大いに活躍することを祈念する」と述べた。