日本の息吹[大阪版] 第155号 平成24年7月号
去る5月11日から13日まで、宜野湾市民会館で開催される「沖縄県祖国復帰40周年記念大会」に参加するために日本会議大阪が呼びかけて近畿ブロックとしてツアーを組んで沖縄に行った。
タイトなスケジュールで疲労感もあったが、それよりも沖縄県が祖国復帰してから40周年を迎えた誇りと喜びを沖縄県民の方々と全国の人々と共有した場所に居合わせた達成感があり、非常に充実していた。
ブロックとして各府県本部、また霊友会会員の方々31名が無事、参加でき、お互いに親睦を深めながら祖国復帰の喜びをかみしめるとともに、南部戦跡(11日に護国神社参拝、旧海軍司令部壕慰霊、12日には波上宮正式参拝、嘉数高台公園での慰霊、13日には白梅の塔慰霊、平和祈念堂での沖縄戦全戦没者顕彰祭に参列、各府県慰霊の塔への慰霊、ずいせんの塔、ひめゆりの塔、でいごの塔での慰霊)も巡回できた。
この3日間、やはり沖縄はいい天候に恵まれ、汗ばむ程であり、とりわけて12日の大会の前に普天満宮から宜野湾市民会館までの記念パレードは約2キロを日の丸の小旗をもって練り歩いたが、強い日差しの中でのかなり日に焼けた。ちなみにパレードではわざわざ台湾からもこの日を祝って、16名の参加者がおられたこともありがたいことだった。
記念大会は、1300名の参加者で会場は満杯、そのうち本土からは202名の参加者があったとのことだ。
大会ではオープニングセレモニーに続いて、中地実行委員長が主催者の挨拶、続いて平沼・国会議懇談会会長、三好・日本会議会長、佐喜眞・宜野湾市長、宜保・豊見城市長の来賓の挨拶、又吉・嘉手納村PTA元会長、宮平・日本青年会議所沖縄地区協議会会長の提言、決議文の採択、そして玉城・沖縄玉岳風会会長の万歳三唱と続いたが、いずれも沖縄県が占領されてから復帰するまでの苦難の歴史を振り返りつつ、40周年を県民、全国民が祝うことの意義について触れられていて、印象深いものがあった。
とくに中地実行委員長の復帰は民族の自覚と魂を背景にある歴史的必然性があったと確信的な言葉と復帰に向けてご尽力された人々への限りない感謝をしたいとの言葉、また宮平・会長の若者の多くはインターネットによって沖縄がマスコミで語られていることはおかしいということに気が付くことは時間はかからず、自虐的な歴史観を克服していくことが日本再生につながっていくという力強い言葉が印象に残った。
続いて、ペマ・ギャルポ先生、津川雅彦先生の講演、そしてフィナーレとして沖縄では有名な日出克&琉球國祭り太鼓、新垣・普天満宮司から閉会の辞と続き、領土を守るという視点や沖縄県民程、我慢と忍耐をもっている県民性はないということ、そして琉球王朝の情緒たっぷりの演奏と、大会はしり上がりに熱気が籠っていることを感じ取るができた。
また南部戦跡を慰霊する中、この地に鎮まっておられる方々に心を寄せ続けることによって、自分達が生かされているありがたさを実感できることをつくづく実感した。
■北摂支部 総会に30名が参加
北摂支部設立10周年を迎えることとなり、記念事業として9月2日(日)に『舞鶴海上自衛隊 舞鶴地方隊』見学バスツアーを計画していることも案内がありました。
(北摂支部事務局長 吉田 千秋)
■泉州支部総会及び記念講演会に40名が参加
総会のあと、当地、教円幼稚園の園長であり、教円寺の住職であられる浅井周英先生のご講演を催しました。浅井先生は、森信三先生をこよなく尊敬され、森先生の教育論を手本に長く教育実践をされて来られた方で、今、まさに子供たちに求められている、日本の教育の在り方を、先生の実践を通して具体的、且つ、わかりやすくお話されました。
泉州支部は、昨年10周年を迎え、今年からまた心を新たにし、地域の伝統文化の再興に、そして会員の拡大を図ることを参加者全員で採択致しました。
(泉州支部事務局次長 以倉 孝憲)
■南河内支部総会に40名が参加
去る5月26日(土)藤井寺市の道明寺天満宮の新装成った会館に於いて、当支部の総会が開催されました。会員、ゲストを含め総勢40余名の出席の他、国会議員お2人、地方議員4方の来賓を得、各々時局応じたご挨拶を頂きました。
南坊城支部長の議長の運行に依る議事が滞りなく進み終了後、支部会員でもある南木隆治氏に依る「憲法破棄と維新の会の今後について」と題してご講演を頂き、会員一同、新たな認識と一人一人の行動の大切さ、自覚を確認致しました。その後は、和気藹々の懇親会に移り、各々が皇位継承の話や、尖閣、現政権の無能ぶり、震災復興原発問題について語り合い、最後に「誇りある美しい日本を次の世代へ」を目指して、力を併せて努力する事を確認し合いました。
尚、当日。オブザーバーとして出席された方々の中から、3人の入会者があった事は、総会に華を添えて頂いた事でした。
(南河内支部代表幹事 中野 克也)
《今後の本会・関係団体行事のご案内》
※9月2日には泉州支部でも石平氏の講演会が予定されています。詳細は次号で紹介致します。
■お伊勢さんの集い 久能 靖氏(皇室ジャーナリスト)講演会「祈り続ける皇室」
来年の式年遷宮に当たって、世論を喚起していく企画です。日本会議大阪も呼びかけに協力致します。
・日 時 7月7日(土)午後1時~(4時終了予定) 橿原神宮正式参拝。・式典・講演
・ところ 橿原神宮会館(橿原市)近鉄橿原神宮前駅から徒歩5分 TEL 0744-22-3271
・入場料 (事前申し込み必要)お近くの神社、大阪府神社庁 TEL 06-6245-5741へお申込み下さい
・お問合せ 伊勢神宮崇敬会 TEL 0596-24-7162
■日本会議全国縦断キャラバン隊来阪 皇室の伝統、尖閣・沖縄を守る府民集会
本年度の日本会議全国縦断キャラバンは、万世一系の男系による皇位継承制度の確立と、尖閣・沖縄防衛については昨年より推進している領海警備強化法案の実現と都知事発言を支持し、尖閣諸島の実効支配の確立を目指す運動の推進を訴えていきます。
◎ご参加ご希望の方は、同封の案内チラシの申込み用紙にご記入頂き、FAX又は郵送にてご回報をお願い致します。
・日 時 7月26日(木)午後2時~4時 (開場1時半)
・場 所 大阪府神社庁会館5階 TEL 06-6245-5741
◎駐車場がありませんので、車でのご参加はご遠慮下さい。
・各界からのご挨拶
・報 告 日本会議全国縦断キャラバン・中日本隊より
(中日本隊は7月21日~8月5日まで近畿、北陸、東海地区を回っています)
・資料代 1,000円(正会員以上の方は無料です。この機会に是非、正会員にご入会下さい)
※街頭署名のご案内 ※万一、雨天の場合には中止となる場合もありますので、事務局へご連絡下さい。
キャラバン隊メンバーと街頭署名活動を展開致します。
◎午後5時~6時 難波高島屋前
・主 催 日本会議大阪 TEL 06-6245-5741 FAX 06-6243-1682(担当 丸山)
■平成24年度戦没者追悼祈念講演会
・日 時 8月15日(水)午後2時~4時半(開場 1時半)
※正午から大阪護國神社本殿において英霊感謝祭が斎行されますので、
ご参列の方は11時50分までにご集合下さい。
・会 場 住之江会館・ホール TEL 06-6681-3401 ※お車はなるべくご遠慮下さい。
大阪市住之江区南加賀屋1-1-95(大阪護國神社境内奥の建物)
・講 演(2時半~4時10分)
演 題 「最後の証言」(仮)
講 師 門田 隆将(かどた りゅうしょう) 氏(作家)
・共 催 英霊にこたえる会大阪府本部 TEL 06-6681-3401
■日本会議大阪 北摂支部10周年記念事業 『舞鶴海上自衛隊見学』
日本会議大阪北摂支部では10周年記念事業として、舞鶴海上自衛隊見学を予定しています。
ご希望の方は、下記、支部事務局へお問合せ下さい。
・日 程 9月2日(日)
・行き先 舞鶴海上自衛隊 舞鶴地方隊
海軍記念館・北吸桟橋(当日イージス艦が着岸しておりましたら艦上見学できます。)
第23航空隊・費 用 お1人 8,000円
・行 程 茨木駅周辺・千里中央駅周辺・・・中国道・舞鶴道・舞鶴西C・・・海上自衛隊(見学)
・・・ホテルマーレたかたにて昼食・・・引揚記念館見学・舞鶴港とれとれセンター
・・・舞鶴道・中国道を経て乗車された場所にて解散
・集合時間・場所 8時 千里中央駅周辺(御堂筋線)・JR茨木駅西口周辺
・帰宅時間 18:00頃 予定
※参加者へは後日、詳細をお知らせ致します。
【問い合わせ先】日本会議大阪 北摂支部 事務局(吉田)迄
吹田市佐井寺1-18-26 伊射奈岐神社内 TEL 06-6380-1370
■日本会議近畿ブロック大会
・日 時 9月30日(日)午後2時~4時半(午後1時 開場)
・会 場 大阪市内 エル・大阪・エルシアター TEL 06-6942-0001
大阪市中央区北浜東3-14
地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅から西へ300m・記念講演 講師交渉中
・参加規模 800名位
・参加費 未定
・開催主管 日本会議大阪 ℡ 06-6245-5741 FAX 06-6243-1682